脱・属人プログラム / 導入事例集
AIを入れても、コピペや承認で人が“作業の経路”に挟まっていれば、全体は速くなりません。私たちは人を経路から外し、判断だけに残します。実際に手を動かした事例を、図と原文つきでご覧ください。
Claude・Codex・Gemini・Grok。司令塔・実装・画像生成・検索と役割の違うAIを、これまでは人間がコピペで繋いでいました。その“運び役”をAI同士の直接連携に置き換えた事例です。
いやもうこれ、ガチでヤバいって。
この画像見てわかる?
わからんよなw
でも、あまりにもヤバすぎるのでみんなにわかるように説明するわ。
これな、Claude CodeとCodexとGeminiとGrok、おのおのからおのおのにメッセージを送れるようになったんよ。お手紙送れるようになったんよ。
Claude CodeはAnthropicの、CordexはOpenAIの、GeminiはGoogleの、GrokはXの、AIエージェントな。
いうたらAIエージェント四天王。こいつらがお互いに連絡取り合えるようになった。
今まではさぁ、Claude Codeの出力をCodexに貼り付けたり、Geminiに画像書かせるプロンプトをClaude Codeに作らせたり、X のポストをClaude Codeに手動で引っ張ってきたりしててんな。
司令塔はClaude Code、プログラム実装はCodex、画像生成はGemini、X検索ならGrok、みたいにそれぞれの得意分野を組み合わせて作業してたんやけど…
ようはこれ、全部コピペなんよね。
ぼくがClaude CodeからコピーしてぼくかCodexにペーストしてとか、ぼくがClaude CodeからコピーしてぼくがGeminiにペーストしてとか、ぼくがXからコピーしてぼくかClaude Codeにペーストとか、そんなことを毎回繰り返してたわけ。
「ぼくが」だらけ。
AIエージェントの間を御用聞きみたいに、ぼくが行ったり来たりしてた。
AIで楽になるはずが、これただのコピペ係やん……
どんだけAIの処理スピードが上がったとしても、その間に人間がコピペで入ってたらそこが足かせになって全体のスピードは上がらんよね。
残酷な事実やけど、ボトルネックは人間なんよ。それがね。
こいつらが直接コミュニケーションを取れるようになった。
つまり、ClaudeCodeに「作った実装計画をCodexに渡して、コードを作らせて」とか、「こういう画像を作るプロンプトをGeminiに指示して、作った画像をこのフォルダに保存しろって伝えて」とか、「この条件に合うXのポストをGrokに集めさせて」って言うだけで、タスクが進むようになった。
ぼくがClaude Codeに指示を出したら、Claude CodeがCodexやGemini、Grokに直接指示を出すってことが可能になった。
つまり、最初にClaude Codeに指示出しすればあとは生成AI同士がメッセージをやり取りしながら作業を進めてくれるってこと。
ぼくがコピペしなくてよくなった……
ヤバない?これまじでヤバない?
これでまた、強烈に自動化が進む。
知っている人と知らない人の差がどんどん開いていくなァ。
ロック、アンドロール。
AI同士でやりとり。
元画像は tmux で4つのAI CLI(Claude Code / Codex / Gemini / Grok)を並べたターミナル画面。上の図は仕組みを描き起こしたもの。
入口の監視から成果物づくりまでを一本のラインに束ねた全体構成。匿名化してよいものはクラウドのAIへ、機密情報は手元のMac(ローカルAI)だけで完結させる二本立てです。
【Fable 5 + Agent Teams & ローカルAI構成を作ってみた】
まだまだスタディ&最適化模索中ですが、多数の案件を同時多発的に動かしているフリーランスとしては大枠こんな感じで良さそう、というワークフローを作ったので晒してみる。
これまでバラバラに作ってきた部品をFable 5をオーケストレーター&全体俯瞰者にしつつ、トークン節約のためにOpus 4.8サブ統括としてエージェントチームを動かすような形にしてみた。
前捌きのローカル処理はMac mini で動かしていて、匿名化処理くらいでクラウドに投げて良さそうなものはClaude系エージェント軍団(日々、増殖中)に渡し、あとはよしなに処理してもらいます。会議記録についてはもうCirclebackサマサマで、機微案件ではないやつはこれでコンテキストをしっかり踏まえたアウトプットまで一直線でやってくれるようになりました。各々のエージェントが処理をした結果はサブ統括がとりまとめ、私にSlackに報告してくれるようにしたので、成果物チェックと必要な場合は修正などの指示だしはSlackに返信する形でやってます。
一方で、前捌きの段階で「こいつは機微情報なのでクラウドには投げたくない」ってのも出てきます。そこで、Mac mini には 教育特有の用語辞書+後処理でチューニングをした GPT-OSS−20B のローカル文字起こしエンジン(MLX有効化)を稼働させており、機微情報を扱う会議などはPLAUD Note や(図には書いてないけど)HiDock等で録音し、その音声を完全ローカル文字起こし&話者分離させてます。
で、これらの文字起こし&簡易分析したファイルについては最初から特定フォルダにまとめて、以降のデータ処理については別途70BクラスのLLMが動かせるMac Studio に投げます。これで入り口から出口までローカルで処理するルートも確保したことになります。最終的に クラウド or ローカル の判断はまだ人間の判断が残っているけど、ここは仕方ないと思ってます。
それよりも Mac Studio の メモリが 96GB なので、モデルにもよるけどコンテキストウィンドウサイズや推論力の不足もあって、成果物の品質は Sonnet や Opus がこれだけ優秀になった今、正直イマイチに感じてしまいます。もちろん、ゼロから人間がやるよりは遥かに楽なので贅沢言っちゃいかんのですが、ローカルLLMの最適化をもうちょっと勉強して、比較検証しながら少しでも良いモデルに入れ替えていきたいところ。
あとは、頼むからMetaにはFacebook Messengerの公式APIを公開してほしいなぁ、といつも思う。この辺、ツワモノな皆さんはどうしているのか聞いてみたいです。
複数サイトの月次アクセス解析。GA4・Search Console・AhrefsをAIに直結し、CSVのダウンロードも、資料への貼り付けも無くしました。報告に加え、改善提案まで返ってきます。
【Claude Codeでアクセス解析を自動化したらやばかった】
いくつかWEBサイトの運営を引き受けているのですが、そこで毎月のアクセス解析レポートを作成しています。
過去は目で見ていたのが、1-2年前から生成AIを使ってやるようになり、色々捗るようになりました。
しかし、作業するために手動でやることがそこそこ多く面倒でした。
Fable5が使えるうちに色々分析と思い、この際、データ取得からレポーティングまでフル自動化することにしました。
Claude Codeで、MCPで各ツールに接続。データ取得を自動化しました。
これらをレポートらしいdocxと、ビジュアル的にわかりやすいHTMLの2形式で自動作成してもらうようになりました。
面倒な貼り付け作業なし!
これはやってるところとやってないところでどんどん差が開いていく気がします。
セットアップのレシピとclaude.md、差し上げますので、欲しい方はコメントください。
起票・依頼・完了報告と、入り口はバラバラ。それでも「台帳(CSV 2枚)=唯一の正本」に自動で集約し、一覧・配信・提案まで自動化した仕組み。管理もコミュニケーションも、いつものDiscordの中で完結します。
社内タスク管理ツールが完成した!
タスク台帳を元にDiscord常駐botにタスク管理とコミュニケーションを半自動でやらせる仕組み
いつもお世話になってるAIガチ勢の友達から自分もやりたいと言われ、仕様書サイトもつくった。
上の「タスク運用スキーム」図は、送っていただいた構成図(A 入力 → B 台帳=唯一の正本 → C 出力 → D 最終判断)をそのまま描き起こしたもの。
会計知識はあっても「細かい作業を淡々と」が苦手 ── 一人法人の経理を、領収書の登録から月次の把握まで自動化した事例。人がやるのは最後の「確認」だけ。月に何時間もかけていた経理が、月2時間ほどまで圧縮できる見込みです。
| 経理作業 | 以前の手間 | 自動化後 | 省けた手間 |
|---|---|---|---|
| 領収書の登録 | 以前1枚ずつfreeeに手入力・アップ | ⇔ホットフォルダに置くだけで登録 | 入力・アップの手作業 |
| カード経費の仕訳 | 以前カード明細を1件ずつ科目付け | ⇔自動で消込・仕訳を提案 | 1件ずつの仕訳入力 |
| 証憑の照合 | 以前領収書と取引を目視で突合 | ⇔PDF抽出→自動マッチング | 目視チェックの時間 |
| 請求書の発行 | 以前毎月ゼロから作成 | ⇔定例分をドラフト自動生成 | 作成の下ごしらえ |
| 入金の消込 | 以前通帳と請求書を手で照合 | ⇔答え合わせリストを自動作成※確定操作は人 | 突き合わせの準備 |
| 月次の把握 | 以前都度、自分で集計 | ⇔前月P/L・残高・滞留を自動送信 | 月次集計の手間 |
| 源泉徴収 | 以前仕組みなし・納付漏れ不安 | ⇔計算+10日納付リマインド | 計算と納付忘れ防止 |
【1週間で日常の経理事務を80%自動化した話】
経理が、本当に苦手だった。
ADHD持ちの私は、会計知識はあっても「細かい作業を淡々と」が壊滅的にできない。法人化してからは事務が一気に増えて、毎月イーッとなっていた。正直、事務の外注を本気で検討していた。
Claude Codeで経理の自動化には前から挑戦していた。でも当時のOpusでは、複雑になるほど粗が出て、なかなか完走しなかった。「これはもう人に頼むしかないか」と思っていた——そこにFableが来た。
あれだけ転んでいた経理の自動化が、一気に通った。
出来上がった仕組みはこんな感じ。
私がやるのは最後の「確認」だけ。月に何時間もかけていた経理が、うまくいけば月2時間くらいまで圧縮できる見込み。
後は、今回の自動化の結果を税理士さんに今度見てもらい、問題なければ7月の月次経理業務で実証(やはり専門家の意見が一番大事)。そして改善すれば大体クリアになりそう。
1週間触ってみて、fableと以前のOpusとの違いを、私の体感で3つ挙げるなら——
たとえるなら、これまでのAIは「東大理系院卒の、24時間文句を言わず働く新人」だった。作業は超優秀だが、言われたことしかやらないので、人間が粘り強く伴走する必要があった。
今回のは「前職ですごい仕事を成し遂げた、24時間文句を言わず働く未経験の転職者」に変わった。文脈合わせは要るが、時々レビューすれば、目的に合わせて勝手に仕事を進めてくれる。
ますます、人間の価値が問われてきますね。。。
※私一人の会社かつ、取引数が少ないから成り立つ話だと思います。
共通する型
御社の業務では、どこに「人間のコピペ」が挟まっているか。
そこを見つけることが、最初の一歩です。